持続可能な社会の実現を目指し、食を通じて人の幸せに貢献します
陸上養殖ユニット・車エビ
FGROW JAPANの「陸上養殖ユニット」 漁獲量の減少、生産者の高齢化などの課題が指摘されている日本の水産業だが、世界的にみると健康志向、生産過程での環境負荷が少ないことなどを背景に、水産物の需要は伸び続けている。 水産物を中心とした食品の加工・製造・販売を手掛けるFGROW JAPANでは、IoT技術を活かした新たな水産業に挑戦している。その一つが「陸上養殖ユニット」。駐車場1台分ほどのスペースで水産物を養殖できるユニットで、電源は太陽光発電、水槽の水も循環自動ろ過と環境にも優しい。また、水質・水温なども自動管理できるため、個人でも比較的簡単に水産物の生産ができるのが特徴だ。 現在、自社でも車エビを養殖しているほか、エビの出す硝酸を海ブドウが消費して浄化するなど「魚+植物」の循環型育成方法や、魚の種類に応じた環境設定などについてユニットの開発会社と共同で研究を進めている。 あえて“小型分散型”のユニットを提供することで、お店で養殖した水産物をその店で提供する“店産店消”といったスタイルも可能になるほか、大規模な陸上養殖を行う企業と養殖する魚種を差別化することで、共存しながら日本全体の水産資源自給率を上げることができると考えている。 事業を通して目指しているのは、食料を次の世代に残す仕組みをつくり出すこと。水産業を成長産業にすることに貢献してそのイメージも変えたいという。
様々な水産物を扱うが、中でもお気に入りがある。「海老」だ。もちろん味も好きだが、「和でも洋でも中華でも何でもいけます。誰ともケンカしないし、みんなと仲良くできる。主役にも脇役にもなれる。これって、すごくないですか?」。古来から、長寿の象徴ともされる縁起の良い食材でもある。「知れば知るほど面白い。ハンバーガーやスナック菓子など、海老と名がつくものは全て食べてみないと気がすまないんです」と笑顔で話す。

海老乃家の「霜降り海老ステーキ+むき海老」ギフトパッケージ
その情熱から4年前、海老の加工品を販売する専門のECサイト「海老乃家(ルビ:えびのや)」を立ち上げた。「むき海老」や「海老ステーキ」など独自の加工を施した、船田さん曰く「海老の価値観を変える」ユニークな商品がずらりとラインナップされている。
昨年末には、海老乃家が「講談社」とコラボした。「海老と言えば海老フライが子どもに大人気。子育て中のママさんが読者のファッション誌と、狙いが一致したんです」
人気の女性誌「with class(ルビ:ウィズ クラス)」とのタッグで生まれたのは“揚げない天然海老フライ”。「油を使っての揚げものは大変です。そこで、オーブントースターで“焼く” 海老フライを開発。海老の殻から抽出した海老オイルを混ぜているのでカラッと“揚がり”ます。本当に揚げるとさらにおいしいので、2WAYで楽しんでほしいですね」

参道えび 海老乃家 こんぴら店
さらに、講談社が運営する女性向けウェブマガジン「mi-mollet(ルビ:ミモレ)」とは、霜降り海老ステーキ、海老チリソース、トリュフなどを詰め合わせた高級ギフトセット「大切なひとへ 美味しさのラブレター」を共同開発。これらのコラボ商品は、ともに大好評だ。「例えばチョコレートならゴディバ、カフェならスタバ……そういう風に、『海老なら海老乃家』と言われるような、海老のNo.1ブランドに育てたいと思っています」
ビジネス香川より抜粋
| HSMS ID | HSMS-1099 |
|---|---|
| 企業名 | FGROW JAPAN 株式会社(エフグロウジャパン) |
| 代表者名 | 代表取締役社長 船田裕亮 |
| 設立年 | 2001年 |
| 資本金 | 10,000,000円 |
| 従業員数 | 45名 |
| 住所 |
〒761-0130 香川県高松市庵治町6393番地45 |
| 代表電話番号 | 087-871-1910 |
| 代表メールアドレス | h-senda@fgrowjapan.com |
| 企業ウェブサイト | https://fgrowjapan.com/ |
| 事業紹介サイト | https://ebino-ya.jp/ |
| 対応可能なオンライン会議ツール |
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| 連絡に関する備考 |
登録日:2025年10月30日
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